行政研究所は、行政管理に関する基礎的調査研究を行う専担の研究組織として1980年（昭和55年）4月に行政管理研究センターに附置されました。
　以来今日まで、日本における行政管理を専門領域とするシンクタンクとしてはほとんど唯一の存在である当センターの中核的組織として、多くの研究成果を積み重ねてまいりました。

　これらの研究成果は、行政管理・行政改革等の行政実務において広く役立てられているほか、学問的にも大きな影響を与えており、学界、官界等各方面からの高い評価と信頼を得てきたものと自負しております。

　当研究所といたしましては、今後とも、行政を巡る環境の変化を展望しつつ、公務員制度の在り方、公文書管理や情報公開等行政における情報管理の在り方といった行政管理の基本に係る諸課題について、積極的に調査研究活動に取り組んでまいる所存であります。

　 従前にも増して、関係各位の御指導・御鞭撻と当研究所の活用についての御高配を賜りたく、お願い申し上げる次第です。

令和元年10月
行政研究所長・京都大学名誉教授
村松 岐夫（むらまつみちお）

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